介護の仕事といえば、とても大変なイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。例えば、夜勤や早番があるなど、働く時間が不規則なのはもちろん、要介護者の入浴介助や排泄介助など、3Kと言われるような仕事もあるので、精神的にも肉体的にもハードな印象があるはずです。それに、大切な命を守らなければいけないという責任感も求められます。したがって、苦労が多い仕事だと思われるのは仕方のないことかもしれません。
ただし、実際に介護の仕事に就いている方が必ずしも、苦労しか感じていないかといえばそうではありません。仕事を通して、やりがいを感じているという人もたくさんいます。介護の仕事は、サービスの利用者から直接感謝の言葉をかけられることも多いので、人の役に立っていることを実感できるからでしょう。
そもそも介護職とは、体が不自由な方が快適に生活できるようにサポートする仕事です。入浴や食事、着替えなど、日常的な動作ができない方を手助けします。そのため、親身になってお世話をすると、今まで元気がなかった要介護者が次第に明るくなっていくことも少なくなく、それを真近で見られる上に、笑顔で「ありがとう」と言われると、それがやりがいにつながるのです。
また、その他には、社会に貢献できる仕事に従事していると感じられることも介護職のやりがいにつながっているようです。日本は高齢化社会を迎え、介護職の需要はかなり拡大しています。したがって、介護職の社会的地位は向上し、社会に必要とされる仕事に就いているという誇りを感じられるのです。
このように、マイナスイメージで見られることの多い介護の仕事には、実は様々な魅力があります。ですから、やりがいのある仕事に就きたいと思っている人は、ぜひ介護職に注目してみてください。