ケアの仕事は意外に狙い目!?

マイナス面だけでなく、プラス面にも目を向けてみてください!

楽ではないが、辛いばかりでもない!

高齢者に寄り添い、自立した生活をするためのサポートを行う介護職の仕事は多岐にわたります。汚物の処理や入浴介助など、体力がいる仕事も多く、けっして楽なものではありません。また、人手不足の職場だと、一人のスタッフが担う仕事量は増え、業務内容のわりには満足できる給料が得られないという厳しい現実もあります。

しかし、介護職の仕事は資格が無くても就くことができます。しかも、性別や年齢問わずに、活躍できるという特徴があります。ですから、異業種からの転職もしやすく、たとえミドル世代であっても、採用されるチャンスは十分にあります。

ただし、資格がないとできる仕事が限られてしまうので、その分収入は低くなってしまいます。ですから、転職前に資格取得そしたり、働きながら資格を取ることをおすすめします。資格があれば担える仕事も増えるので、基本給に加えて資格手当がつき、収入の低さを少しずつ解消できるでしょう。しかも、経験を積みながら、国家資格である介護福祉士の資格取得を目指せば、管理職への昇進も夢ではありません。

それから、介護の仕事を語る上で、言及したいのが柔軟な働き方ができるという点です。介護施設は入所型と通所型があり、それぞれに勤務時間も異なります。一般的には、入所型は24時間体制で利用者をケアするので夜勤がありますが、通所型は日勤のみの所がほとんどです。ですから、子育て中の女性も十分に活躍することができます。また、高収入を狙うなら、夜勤専従という働き方もできるので、自分の希望に合わせた働き方が可能です。